関東フルーツ農園ガイド

VARIETY GUIDE

🫐 ブルーベリーの品種ガイド

ブルーベリーは大きく「ハイブッシュ系」と「ラビットアイ系」の2系統に分かれ、育つ気候・実の大きさ・収穫時期・味わいが異なります。それぞれの系統の特徴と、代表的な品種を3つずつ紹介します。

※写真は品種のイメージです(色・タイプが一致する代表写真を使用しています)。

ブルーベリーの系統の違い

ハイブッシュ系

大粒〜極大粒で、皮が薄く種が気にならない。甘味と酸味のバランスが絶妙で味の評価が高い系統。寒さに強く、シーズン前半(6月〜7月)の主役。酸性の土壌を好み乾燥に弱いため、ややデリケート。

ラビットアイ系

中粒で、完熟すると酸味が少なく非常に甘くなる系統。実が熟す前にウサギの目のように赤くなるのが名前の由来。暑さに強く関東以西の温暖地に向き、樹勢が強く育てやすい。シーズン後半(7月〜8月)に楽しめる。

ハイブッシュ系の代表品種

スパルタンのイメージ

スパルタン

甘さ ★★★★☆6月中旬〜下旬

ハイブッシュを代表する大粒品種で「ブルーベリーの王様」とも呼ばれる。甘味と爽やかな酸味のバランスが絶妙で香りも豊か。栽培が難しく、育てている農園はプロの証とされ人気が高い。

選び方のコツ:果皮が濃い青紫色になり、付け根まで色づいて白い粉(ブルーム)がのったものが完熟で甘いです。

チャンドラーのイメージ

チャンドラー

甘さ ★★★★☆6月下旬〜7月上旬

500円玉サイズにもなる世界最大級の超大粒品種。果肉はジューシーで、甘味に程よい酸味が加わり風味豊か。大きさのインパクトから観光農園の看板品種になりやすい。

選び方のコツ:大粒で色ムラが出やすいので、全体が均一に濃紺になり軽く触れて落ちるものが食べ頃です。

デュークのイメージ

デューク

甘さ ★★★☆☆6月中旬〜下旬

ハイブッシュの早生定番品種で、シーズン序盤を支える存在として多くの農園が植える。中〜大粒で締まりがよく、さっぱりした甘みに酸味がきいた爽やかな味。実つき・収量が安定している。

選び方のコツ:やや酸味が残りやすいので、青紫が深まり実がふっくら張って柔らかくなったものを選ぶと甘いです。

ラビットアイ系の代表品種

ティフブルーのイメージ

ティフブルー

甘さ ★★★★☆8月上旬〜中旬

1955年発表のクラシック品種で、ラビットアイの世界標準とされる最も有名な品種。完熟すると果肉が締まって大粒になり、糖度が高く香りもよい。樹勢が強く、ほぼすべての暖地系観光農園で栽培される定番。

選び方のコツ:赤みが完全に消えて明るい青色になり、白い粉をまとった実が完熟。色づき直後はまだ酸っぱいので数日待つと甘いです。

ブライトウェルのイメージ

ブライトウェル

甘さ ★★★★☆7月中旬〜8月上旬

ラビットアイの主力品種で、中〜大粒の実が房状にたくさんつき収量が多い。皮はやや厚めだが甘みがしっかりしてバランスがよく、食べやすいと評判。樹勢が強く観光農園で広く植えられる。

選び方のコツ:実全体がしっかり濃い青色になり、房ごと色づいたものから順に摘むと甘い実に当たりやすいです。

パウダーブルーのイメージ

パウダーブルー

甘さ ★★★★☆8月中旬

ティフブルーと並ぶラビットアイの定番後期品種。その名の通り白い粉(ブルーム)を強くまとった美しい青色の実が特徴。皮が締まって日持ちしやすく、甘みが強く香りもよい。

選び方のコツ:表面の白い粉が濃くのり、赤みが完全に抜けて青一色になったものが完熟のサインです。

ブルーベリーの品種 早見表

品種系統甘さ
スパルタンハイブッシュ系★★★★☆6月中旬〜下旬
チャンドラーハイブッシュ系★★★★☆6月下旬〜7月上旬
デュークハイブッシュ系★★★☆☆6月中旬〜下旬
ティフブルーラビットアイ系★★★★☆8月上旬〜中旬
ブライトウェルラビットアイ系★★★★☆7月中旬〜8月上旬
パウダーブルーラビットアイ系★★★★☆8月中旬

ブルーベリーの品種についてよくある質問

Q. ハイブッシュ系とラビットアイ系の違いは?

ハイブッシュは大粒で皮が薄く甘酸バランス型・6〜7月が旬。ラビットアイは中粒で完熟すると濃厚に甘く・7〜8月が旬です。

Q. 一番甘いブルーベリーの品種は?

ラビットアイ系のティフブルーや、ハイブッシュ系のスパルタンが甘味の強い品種として人気です。

Q. 粒の大きいブルーベリーはどれですか?

ハイブッシュ系、特にスパルタンや、500円玉サイズにもなるチャンドラーが大粒品種として知られています。