関東フルーツ農園ガイド

VARIETY GUIDE

🍐 の品種ガイド

梨は果皮の色で「赤梨」と「青梨」に分かれ、収穫時期によって品種が移り変わります。関東の梨狩りで出会える代表品種を、系統別(時期順)に紹介します。

※写真は品種のイメージです(色・タイプが一致する代表写真を使用しています)。

の系統の違い

赤梨

果皮が茶色がかった梨。果汁が非常に多く甘味が強くコクがあり、シャリっとした食感が身上。日本の梨狩りの主流で、幸水・豊水・あきづき・新高などほとんどの品種がこの赤梨系。

青梨

果皮が黄緑色の梨。さっぱりとした上品な甘さと程よい酸味、赤梨より硬めのサクサクした強い歯ざわりが特徴。代表は二十世紀で、梨狩りでは数が少なめ。

赤梨の代表品種

幸水のイメージ

幸水こうすい

甘さ ★★★★★8月上旬〜中旬

赤梨の代表格で、梨狩りシーズンの幕開けを飾る最人気品種。果汁が非常に豊富でみずみずしく、酸味がほとんどなく強い甘味が前面に出る。果肉は緻密で歯切れのよいシャリ感があり、ほぼ全ての梨狩り農園が主軸に置く。

選び方のコツ:果皮が黄緑〜淡い茶色でおしり(果頂部)がふっくら張り、ずっしり重いものが完熟で甘いです。

豊水のイメージ

豊水ほうすい

甘さ ★★★★★8月下旬〜9月中旬

幸水と並ぶ赤梨の二大巨頭で、幸水よりひと回り大きい中〜大玉(300〜400g)。名前の通り果汁がしたたるほど多く、高い糖度に程よい酸味が加わった濃厚でコクのある味わい。果肉はやや柔らかめで通好み。

選び方のコツ:全体が赤褐色に色づき、軸が太く果実が重いものを選ぶと果汁が多く濃厚です。

あきづきのイメージ

あきづき

甘さ ★★★★★9月中旬〜下旬

幸水・豊水・新高の長所を受け継ぐ比較的新しい赤梨で、近年人気急上昇。糖度が高く酸味がごく少ない甘口で果汁も豊富。果実は大きめ(350〜500g)で果肉は緻密、丸みのある扁円形で食べごたえがある。

選び方のコツ:ふっくら丸みがあり果皮が均一に赤茶色づいた、重量感のあるものが完熟です。

新高のイメージ

新高にいたか

甘さ ★★★★☆9月下旬〜10月上旬

梨狩り終盤を飾る赤梨の大玉品種で、1個450〜800gにもなる迫力サイズ。上品でふくよかな甘味と豊かな香りを持ち酸味は少ない。果肉はやや硬めだがジューシーでシャリ感が強く、日持ちもよく贈答用としても人気。

選び方のコツ:大玉ほど甘い傾向。果皮が全体に赤茶色く色づき、ずっしり重いものを選びます。

青梨の代表品種

二十世紀のイメージ

二十世紀にじっせいき

千葉県発祥
甘さ ★★★☆☆9月上旬〜下旬

梨狩りで楽しめる数少ない青梨(緑色)の代表品種。果皮は黄緑色で見た目も涼やか。果汁が多く甘味と酸味のバランスがよくさっぱりした上品な味わいで、赤梨より硬めのサクサク・シャリシャリした強い歯ざわりが身上。

選び方のコツ:果皮が黄色みを帯びてきたものほど完熟で甘味が増します(緑が濃いものは酸味強め)。

の品種 早見表

品種系統甘さ
幸水赤梨★★★★★8月上旬〜中旬
豊水赤梨★★★★★8月下旬〜9月中旬
二十世紀青梨★★★☆☆9月上旬〜下旬
あきづき赤梨★★★★★9月中旬〜下旬
新高赤梨★★★★☆9月下旬〜10月上旬

の品種についてよくある質問

Q. 幸水と豊水の違いは?

幸水は8月中旬の早生で甘味が強くさっぱり、豊水は9月の大玉でコクのある濃い味わいが違いです。

Q. 一番甘い梨の品種は?

あきづきは酸味が少なくとても甘い品種として人気です。完熟した幸水・豊水も甘味が強いです。

Q. 赤梨と青梨の違いは?

赤梨(幸水・豊水など)は果皮が茶色っぽく甘味が濃く、青梨(二十世紀)は黄緑色でさっぱりした味わいです。