なし狩り、子どもが花粉症持ちでも食べられる?ラテックスアレルギーを確認した話
2026-08-27
なし狩りに行こうとして、ふと不安になった
秋が近づくと、なし狩りや梨農園の案内が目に入ってきます。子どもたちを連れて行きたいと思う一方で、ひとつ引っかかっていたことがありました。上の子が春になるとくしゃみが止まらなくなる、いわゆる花粉症持ちです。
なんとなく「花粉症の人はフルーツでかゆくなることがある」と聞いたことがあって、梨もその対象だったような気がして……。農園で急に口がかゆくなったり、唇が腫れたりしたらどうしよう。そう思うと気軽に「行こう!」と言えなくなっていました。
「花粉-食物アレルギー症候群」とは
調べてみると、これは**「花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)」**と呼ばれるもので、花粉症が引き金になって特定のフルーツや野菜に対してアレルギー反応が起きることがあるそうです。
特にシラカバ・ハンノキ花粉症の方は、りんご・桃・梨・さくらんぼ・キウイなどのバラ科・マメ科のフルーツに反応しやすいと言われています。口の中や唇がかゆくなったり、ヒリヒリしたりするのが典型的な症状(口腔アレルギー症候群)で、多くの場合は加熱すると症状が出にくくなります。
ただし、これはあくまで「シラカバ・ハンノキ」花粉の場合。スギ・ヒノキ花粉症の場合は、梨や桃での反応は報告が少ないようです。
ラテックスアレルギーとの関係も
もうひとつ気になったのが「ラテックス-フルーツ症候群」という言葉です。天然ゴム(ラテックス)にアレルギーがある方が、バナナ・キウイ・アボカドなどに反応することがあるもので、梨も一部で報告があります。
ただ、子どもが天然ゴム製品(ゴム手袋など)で反応したことがなければ、まず心配しなくていいそうです。
農園に電話して確認した
不安を抱えたまま行くより確認しようと、予約の電話をしたときにそのまま聞いてみました。「子どもが花粉症なのですが、梨を食べて口がかゆくなることはありますか?」
農園のスタッフさんからの答えは、こんな内容でした。
- 花粉症の方が梨で反応したというお客様は今まで出たことがない
- 心配なら最初に少量だけ食べて様子を見てもらうといい
- もし何かあればすぐスタッフに声をかけてほしい
- 念のため、服用している薬やアレルギーの状況を来園時に伝えてもらえると安心
こうした確認を快く答えてくれたことで、かなり安心できました。「言いにくいかな」と思っていましたが、むしろ農園側も知っておきたい情報なのだと感じました。
実際に行ってみたら
当日、最初に梨を1〜2切れ食べて5分ほど様子を見てから本格的に収穫を楽しみました。結果、子どもは何も問題なく、むしろ「もっと食べたい!」と言いながらどんどん食べていました。
心配していた時間がもったいなかったくらいです。花粉症=フルーツNG、ではなく、花粉の種類・フルーツの種類・本人の体質によってまったく異なります。
行く前にできる3つの確認
- アレルギー科や小児科に相談する:特に口腔アレルギーの経験がある場合は、事前に医師に確認するのが一番安心です。
- 農園に電話で相談する:多くの農園は丁寧に対応してくれます。過去の事例や当日の対応方法を教えてもらえます。
- 最初は少量から食べる:農園についていきなりたくさん食べるのではなく、最初の1口で様子を見る習慣をつけておくと安心です。
不安があっても、確認するだけで一歩が踏み出せます。今年のなし狩り、ぜひ諦めないでください。
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