3歳の息子と初めてのいちご狩り。「じぶんでとった!」が宝物になった話
2026-04-24
「3歳でいちご狩り、早すぎる?」と思っていた
息子が3歳になった春、夫から「いちご狩り行ってみようか」と提案がありました。正直、私は半信半疑でした。「まだ小さすぎて楽しめないんじゃないか」「すぐ飽きてぐずるだけかもしれない」と。
でも行ってみて、その心配は完全に杞憂でした。
ハウスに入った瞬間の「わあっ!」
農園に着いて、ビニールハウスの入口をくぐった瞬間、息子が声を上げました。「いちごだ!いちごいっぱいだ!!」
赤い実が天井まで連なっているその光景は、大人の私が見ても壮観。息子にとってはもっと衝撃的だったようで、しばらく入口で立ちすくんでいました。
「じぶんでとっていい?」
農園スタッフの方に「好きなだけ摘んで食べてね」と声をかけてもらい、息子は恐る恐る手を伸ばしました。
「じぶんでとっていい?」
「もちろん!」と答えると、真剣な顔でヘタのすぐ上をつまんで、そっと引っ張って。ぽろっと取れた瞬間、「とれた!!」と大声で叫んでいました。
その顔の誇らしそうなこと。写真を撮り損ねたのが今でも悔やまれます(笑)。
「これはあまい!これはすっぱい!」
食べ始めると今度は味の発見が始まりました。「これあまい!」「こっちはすっぱい!なんで?」
同じ場所になっているいちごでも、大きさや色によって味が違うことを、自分の舌で発見していく息子。スーパーで買ったいちごを「美味しい?」と聞いても「うん」としか言わなかったのに、ここでは言葉があふれ出てきました。
帰り道、「またいく」
農園を出てチャイルドシートに乗り込んだ息子の第一声は「またいく」でした。
普段はすぐ別のことに興味が移る息子が、帰りの車でもいちごの話をしていました。「あのあかいの、じぶんでとったんだよね」「またいきたい」「パパにもいちごとってあげたい」。
その夜、夫に電話で「いちごじぶんでとったよ!!」と報告していた姿を見て、あの体験が息子の中でどれほど大きかったかを実感しました。
気づいたこと
「楽しいから連れて行く」ではなく、「自分でやる体験」そのものが子どもを育てるんだと感じました。
摘む、食べる、味を比べる、誰かに伝えたくなる。このシンプルな連鎖が、3歳の息子の中で何かを動かしたのだと思います。
来年もまた、一緒に行きたいと思っています。
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