関東フルーツ農園ガイド

VARIETY GUIDE

🍓 いちごの品種ガイド

いちごは品種ごとに甘さ・酸味・大きさが大きく異なります。味の傾向で大きく「甘味が強いタイプ」と「甘酸っぱさのバランスタイプ」に分けると、好みの品種が選びやすくなります。関東のいちご狩りでよく見かける主要品種を、タイプ別に紹介します。

※写真は品種のイメージです(色・タイプが一致する代表写真を使用しています)。

いちごの系統の違い

甘味が強いタイプ

酸味がひかえめで、口に入れた瞬間の甘さが際立つタイプ。練乳なしでもしっかり甘く、甘いいちごが好きな子どもに人気。あまおう・章姫・やよいひめなど。

甘酸バランスタイプ

甘味と酸味がほどよく調和し、いちご本来の甘酸っぱさを楽しめるタイプ。後味がさっぱりして食べ飽きしにくく、たくさん食べる狩りに向く。とちおとめ・紅ほっぺ・もういっこなど。

甘味が強いタイプの代表品種

あまおうのイメージ

あまおう

福岡県
甘さ ★★★★★12月〜5月(ピーク3〜4月)

「赤い・丸い・大きい・うまい」が名前の由来の福岡発ブランド品種。1粒20gを超える大粒が多く丸みのある形で、果肉はかため。噛むと甘い果汁がたっぷりで、甘味と酸味が調和した濃い味わい。

選び方のコツ:大粒でずっしり重く、丸みを帯びて先端だけでなくヘタ際まで深い紅色のものが完熟です。

章姫のイメージ

章姫あきひめ

静岡県
甘さ ★★★★☆12月〜5月(ピーク2〜4月)

酸味が少なく甘味をしっかり感じられる、子どもにも人気の品種。縦に長い円錐形(細長い)で見分けやすい。果肉はやややわらかめで口当たりがよく、果汁が豊富でみずみずしい。

選び方のコツ:細長い形のまま先端からヘタ際まで赤く、ツヤがあるものが食べ頃。やわらかいので押さず軽く摘みます。

やよいひめのイメージ

やよいひめ

群馬県
甘さ ★★★★☆12月〜5月(ピーク2〜3月)

群馬・茨城・埼玉・千葉・神奈川など関東で広く栽培される主力品種。甘味が強くまろやかな酸味と調和し、シーズン後半の3月以降も品質が落ちにくい。大きめで果肉がかたく、しっかりした食感が魅力。

選び方のコツ:大玉でオレンジがかった明るい紅色に均一に色づいたものが完熟。果肉がかたいので色で見極めます。

甘酸バランスタイプの代表品種

とちおとめのイメージ

とちおとめ

栃木県
甘さ ★★★★☆11月〜5月(ピーク2〜3月)

生産量日本一の東日本の代表品種で、関東のいちご狩り農園では最も定番。糖度が高くほどよい酸味と豊富な果汁で甘酸っぱさのバランスがよい。円錐形でツヤがあり、果肉がしっかりして食べ応えがある。

選び方のコツ:ヘタが反り返り、表面のつぶつぶ(種)が立体的に浮き、全体が均一に赤いものが完熟です。

紅ほっぺのイメージ

紅ほっぺべにほっぺ

静岡県
甘さ ★★★★☆12月〜5月(ピーク3月)

いちご狩り農園での頻出度が最も高い定番品種のひとつ。甘味が強く酸味もやや強めで、いちご本来の濃厚な甘酸っぱさを楽しめる。やや大きめの長円錐形で、果肉の中心部まで淡赤色に色づく。

選び方のコツ:ヘタの付け根まで赤く色づき、甘い香りが立つものを選ぶと完熟で濃厚です。

もういっこのイメージ

もういっこ

宮城県
甘さ ★★★★☆12月〜5月

「もう一個食べたくなる」が名前の由来の大粒品種で、東北・関東のいちご狩りで提供される。甘酸のバランスがよくスッキリした後味。大きめの円錐形で果肉がしっかりして崩れにくく、食べ放題向き。

選び方のコツ:大きく整った円錐形で、全体がムラなく濃い紅色のものを選ぶと甘味がのっています。

いちごの品種 早見表

品種系統甘さ
とちおとめ甘酸バランスタイプ★★★★☆11月〜5月(ピーク2〜3月)
紅ほっぺ甘酸バランスタイプ★★★★☆12月〜5月(ピーク3月)
あまおう甘味が強いタイプ★★★★★12月〜5月(ピーク3〜4月)
章姫甘味が強いタイプ★★★★☆12月〜5月(ピーク2〜4月)
やよいひめ甘味が強いタイプ★★★★☆12月〜5月(ピーク2〜3月)
もういっこ甘酸バランスタイプ★★★★☆12月〜5月

いちごの品種についてよくある質問

Q. とちおとめと紅ほっぺの違いは?

とちおとめは甘酸っぱくジューシー、紅ほっぺは甘味・酸味ともに濃厚で果肉の中まで赤いのが違いです。

Q. 一番甘いいちごの品種はどれですか?

あまおうや章姫が甘味の強い品種として人気です。ただし完熟度によって甘さは大きく変わります。

Q. 甘いいちごの見分け方は?

ヘタの近くまで赤く色づき、表面のつぶつぶ(種)まで赤いものが完熟で甘いサインです。