野菜嫌いの息子がいちご狩りで変わった。「じぶんでとったら食べる」の法則
2026-03-21
何を出しても「いらない」と言う息子
4歳の息子は偏食がひどく、食卓に出てくるものに「いらない」「これきらい」を連発する毎日でした。果物も「ぐちゅぐちゅするから」という理由で苦手。いちごも「すっぱい」と言って拒否していました。
そんな息子をいちご狩りに連れて行ったのは、半ば勢いでした。「どうせ食べないかもしれないけど、体験になるかな」と。
ハウスに入った瞬間から違った
農園のビニールハウスに入ると、見渡す限りのいちご。息子は入口でぴたりと止まって、目を丸くしていました。
「いちごだ……」と静かに言ったあと、「とっていいの?」と私に確認。「好きなだけ摘んでいいんだよ」と言うと、ゆっくり歩きながらいちごをじっくり見始めました。
「これは赤い」「こっちはまだちょっと白い」と観察しながら歩く姿は、普段の「めんどくさい」が嘘のような集中力でした。
「たべてみる」
一つ摘んで、しばらく手のひらの上で見ていた息子が「たべてみる」と言いました。
私は驚いて「食べる?」と聞き返しました。「うん。じぶんでとったから」と息子。
一口かじって、少し間があって。「…あまい」。
「美味しい?」「うん。ぐちゅぐちゅじゃない」。
それだけの会話でしたが、私は泣きそうになりました。
最終的に何個食べたか
その日、息子はいちごを12個食べました。今まで食卓でいちごを3個以上食べたことはなかったのに。
「なんで農園のは食べられるの?」と帰り道に聞くと、「じぶんでとったから」と答えました。それ以外の理由はないようでした。
家でも少し変わった
いちご狩りから帰った翌週、スーパーでいちごを買ったら「食べる」と言って食べました。完全に好きになったわけではないようですが、「拒否」から「食べてみる」に変わりました。
農園で「じぶんでとった」という体験が、食べ物への向き合い方を少しだけ変えてくれた気がします。
偏食に悩んでいるなら、一度農園に連れて行ってみることをおすすめします。「じぶんでとったら食べる」は本当でした。
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