りんご狩りはまだ早い?8月末から始まる早生りんごの農園ガイド
投稿日:2026-08-30更新日:2026-10-08
「りんご狩りって秋でしょ?」と思っていた
子どもが通う幼稚園のママ友から「今週末、りんご狩り行くんだよね」と聞いて、思わず「え、まだ8月じゃない?」と聞き返してしまいました。りんご狩りといえば10月、紅葉が始まる秋のイメージ。8月末にりんごが食べられるなんて想像もしていませんでした。
調べてみると、「早生りんご(わせりんご)」という品種があり、8月下旬〜9月にかけて収穫できるそうです。まだ夏の農園体験ができる時期に、りんご狩りが楽しめる——これは知らないのがもったいない情報でした。
※写真はイメージです / Photo: Sebbi Strauch on Unsplash
早生りんごの主な品種と特徴
早生りんごとは、通常のりんご(10〜11月収穫)より早く熟す品種の総称です。代表的なものを紹介します。
つがる(8月下旬〜9月中旬) 早生りんごの代名詞ともいえる品種。果皮は黄緑がかった赤で、甘みが強く果汁も豊富。柔らかめの果肉で小さな子どもでも食べやすく、初めてのりんご狩りにぴったりです。関東でも多く栽培されています。
きおう(8月下旬〜9月上旬) 黄色系の早生品種で甘みと酸味のバランスが良い。見た目がかわいく子どもウケも良いです。果肉が緻密でシャキシャキ感が強いのが特徴。
さんさ(8月下旬〜9月上旬) 鮮やかな赤色が美しい早生品種。甘みが強くジューシーで、酸味が苦手なお子さんにも食べやすいです。貯蔵性があまり高くないため、農園でのその場食べに最適。
トキ(9月〜10月初旬) 「黄金のりんご」とも呼ばれる黄色系品種。甘さが際立ち、子どもたちに大人気の品種です。早生〜中生の時期をつなぐ位置づけで、9月に農園へ行くなら狙い目。
※写真はイメージです / Photo: Marek Studzinski on Unsplash
早生りんご狩りを楽しむための注意点
早生りんごには通常品種と異なるいくつかの注意点があります。
収穫期間が短い 早生品種は熟するのが早い分、農園での収穫時期が2〜3週間と短い場合があります。「行こうと思ったら終わっていた」ということも。農園のウェブサイトやSNSで最新情報を確認するか、事前に電話で確認するのがおすすめです。
甘さのイメージが違うことも 晩生のふじや王林と比べると、早生品種はやや甘みがあっさりしているものもあります。「りんごってこんな味?」と子どもが言う場合もあるので、「夏のりんごは少し違うよ」と事前に話しておくと◎。
涼しい服装で行ける農園が多い 8月末はまだ暑い日もありますが、りんご農園は標高が高い場所にあることも多く、都心より涼しいことがあります。長袖を1枚持っていくと安心です。
関東でりんご狩りができる主な産地
関東周辺でりんご栽培が盛んな地域はいくつかあります。
- 群馬県(沼田市・みどり市周辺):関東でも比較的りんご産地として知られ、早生品種を取り扱う農園があります。
- 栃木県(那須塩原市・矢板市周辺):那須高原周辺の農園でりんご狩りを提供しているところがあります。
- 長野県(松本・塩尻方面):関東から日帰り〜1泊で行ける距離で、早生から晩生まで品種が豊富。
「近場でりんご狩りができる農園」はサイト内の農園検索からも調べることができます。
夏の終わりに「秋先取り」体験を
まだ蝉が鳴いているうちに、りんごの赤い実を子どもと一緒に収穫する——なんだか少し不思議で、でもとても贅沢な体験です。「りんごって秋だと思ってた!」という子どもの発見も、立派な食育です。
夏休みの終わりに向けて、早生りんご狩りを候補のひとつに加えてみてください。短い旬だからこそ、今年の夏にしか体験できない特別な思い出になります。
編集部より
りんご狩りは秋だけのものと思っていた方にも、8月末から始まる早生品種という選択肢があります。収穫できる期間が短めの園もあるので、気になる農園があれば、行く前に公式サイトやお電話で状況をご確認ください。標高の高い農園では涼しいこともありますので、長袖を1枚持っていくと、お子さま連れでも安心です。
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