秩父市はなぜいちご狩りで知られるようになったのか|産地の由来を調べてみた
2026-09-11
秩父のいちごが甘いのは、寒暖差のおかげです
🍓 現地で使える話のタネ:「秩父のいちごって、落語家さんが名付け親の品種があるんだって」
埼玉県秩父市には、いちご狩りができる観光農園が集まっています。秩父地域(秩父市・横瀬町・長瀞町)全体では約30戸がいちごを生産し、うち約20戸が観光農園を経営。1月1日からいちご狩りが始まります[1]。
落語家が名付け親の、希少品種
秩父の農園で味わえる埼玉県オリジナル品種「あまりん」(2016年品種登録)と「かおりん」(2021年品種登録)。この2品種の名付け親は、秩父市出身の落語家・林家たい平さんです[3]。市場にはほとんど出回らない希少品種で、令和6年(2024年)作からは新品種「べにたま」の栽培も解禁されました[3]。JAちちぶいちご部会(会員32名)の栽培面積のうち、約34%がこうした県オリジナル品種になっているそうです。
※写真はイメージです / Photo: Brands People on Unsplash
寒暖差の激しい盆地が、いちごを甘くする
秩父盆地は中央高地式気候で、昼夜・年間を通じた寒暖差が非常に大きいのが特徴です。1月の平均最低気温は-3.8℃、記録上は-15.8℃まで下がったこともあります[4]。この寒暖差が、いちごの糖度に良い影響を与えると各農園が説明しています。
中でもただかね農園は、自家製の「ワイン堆肥」を使った資源循環農業を実践。ヤギやウサギがいちごの葉を食べ、その糞やいちご収穫後のヘタを堆肥に戻す循環型栽培に加え、夜は低温・昼は高温という環境で50日以上かけてじっくり熟す「寒温熟栽培」を行っているそうです[5]。
※写真はイメージです / Photo: Wes Hicks on Unsplash
家族に、こんな話をしてあげられます
秩父でいちご狩りをするとき、こんな話をしてあげられます。
「秩父のいちごって、落語家さんが名付け親の品種があるんだって」
「ヤギやウサギがいちご農園で働いているところもあるんだって」という話も、子どもとの会話が弾みそうです。
秩父市でいちご狩りを楽しむなら
秩父市内の観光いちご園をまとめてチェックしたい方は、秩父市のいちご狩り農園一覧から探せます。
参考・出典
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FAQ
Q. 秩父のいちご狩りが「甘い」と言われるのはなぜですか?
秩父盆地特有の中央高地式気候で、昼夜の寒暖差が非常に大きいことが理由とされています。1月の平均最低気温は-3.8℃、記録上は-15.8℃まで下がったこともあり、この寒暖差が糖度の高いいちごを育てると各農園が説明しています。
Q. 「あまりん」「かおりん」と秩父にはどんな関係がありますか?
どちらも埼玉県が育成したオリジナル品種で、名付け親は秩父市出身の落語家・林家たい平さんです。市場にはほとんど出回らない希少品種で、秩父の観光いちご園で味わえます。
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