相模原市はなぜブルーベリー狩りで知られるようになったのか|産地の由来を調べてみた
2026-08-26
相模原市は、市の果樹の中でブルーベリーが一番多いんです
🫐 現地で使える話のタネ:「相模原市って、実は市の果樹の中でブルーベリーを育てている農家さんが一番多いんだって」
神奈川県相模原市、特に緑区の旧津久井地域(相模湖・津久井・城山・藤野)には、ブルーベリー狩りができる観光農園がいくつも点在しています。相模原市農政課は公式サイトで「市内果樹の中で生産者数が最も多いのがブルーベリーです」と発表しています[1]。
ソーラーパネルの下でブルーベリー狩り、という農園も
面白いのは、農園ごとに始まったきっかけがバラバラなこと。
- さがみこベリーガーデン(緑区三ケ木):2022年6月開業、比較的新しい農園です。運営元のさがみこファームは、相模原市内で初めてとなる営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)施設としてオープンしました[3][4]。つまりここでは、ソーラーパネルの下でブルーベリー摘みができるということ。耕作放棄地になりかけていた山あいの土地を活かす取り組みの一環だそうです。
- 市内(中央区田名)の小川ブルーベリー園(対象6園とは別の農園ですが、参考事例として):JA相模原市の広報によると、園主さんは1998年に養豚業のかたわらブルーベリー栽培を始め、2006年に観光農園として開園したそうです[2]。
相模原市のブルーベリーは、「1人の開拓者から広がった産地」というより、「山あいの耕作放棄地対策や新規就農など、それぞれ別の理由で個々の農家さんがブルーベリーを選んだ結果、気づけば市内一の果樹になっていた」というのが実態に近そうです。
※写真はイメージです / Photo: Anita Austvika on Unsplash
「発祥」でも「日本一」でもない、地に足のついた事実
日本でブルーベリー栽培が最初に始まったのは1968年、東京都小平市とされています。相模原市がこの点で「発祥」を名乗っている資料は見つかりませんでしたし、「日本一」「県内一」といった表現も確認できませんでした。
確認できたのは、相模原市が公式に発表している「市内の果樹の中で生産者数が最も多いのがブルーベリー」という、控えめだけど具体的な事実だけです[1]。大げさな物語がない分、地に足の着いた産地だと言えるかもしれません。
家族に、こんな話をしてあげられます
相模原市の山間部でブルーベリー狩りをするとき、こんな話をしてあげられます。
「相模原市って、実は市の果樹の中でブルーベリーを育てている農家さんが一番多いんだって」
耕作放棄地を活用してソーラーパネルの下でブルーベリーを育てている農園もある、という話をすれば、環境への取り組みに関心のあるお子さんとの会話も広がりそうです。
※写真はイメージです / Photo: Michal Robak on Unsplash
参考・出典
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FAQ
Q. 相模原市のブルーベリー狩りはいつからいつまで楽しめますか?
多くの農園で6月から9月上旬頃までが目安です。品種や気候、農園によって前後するため、訪れる年の最新情報は各農園の公式サイトやSNSでご確認ください。
Q. 相模原市は「ブルーベリー発祥の地」や「日本一」なのですか?
いいえ。日本のブルーベリー栽培発祥は1968年の東京都小平市とされています。相模原市が「発祥」や「日本一」を公式に主張している記録は見当たらず、確認できるのは相模原市公式サイトが発表している「市内の果樹の中で生産者数が最も多いのがブルーベリー」という事実のみです。
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