Japanese Fruit, by the Numbers
柿の国産のいま
このページの要点
ほぼ100%生の柿は、ほぼすべてが国産です。
生の果物の国産
99.9%
冷凍・加工品も含めた国産
99%以上
国産の生が出回る月
4か月
9〜12月
- 生の柿の輸入は2025年に約1tだけで、出回る生の柿はほぼすべてが国産です。
- 全国1位は和歌山県、2位は奈良県です。関東の7都県を合わせると全国の約4%で、茨城県と神奈川県が比較的多く作っています(2020年産)。
- 収穫量は1976年の約26万tから約18万tへ、約3割減りました。
02 / Production
国内の生産量の移り変わり
かきの国内の生産量は、1976年の26.4万tから、2025年には18万tと、約32%減っています。[2] 栽培面積も1976年の28,400haから2025年には16,800haになりました。
かきの国内生産量
- 1976年26.4万t
- 1985年29万t
- 1995年25.4万t
- 2000年27.9万t
- 2005年28.6万t
- 2010年18.9万t
- 2015年24.2万t
- 2020年19.3万t
- 2024年16.7万t
- 2025年18万t
03 / Through the Year
国産が出回る時期、輸入が出回る時期
東京都中央卸売市場に入ってくる柿を月ごとに見ると、どの月も国産が中心です。国産の入荷が特に多いのは9〜11月です。国産の生の柿が多く出回るのは、1年のうち9〜12月の4か月ほどです。[6]
月別の入荷量(2025年・東京都中央卸売市場)
月別の数値を表で見る
| 月 | 国産 | 輸入 |
|---|---|---|
| 1月 | 376t | 0t |
| 2月 | 61t | 0t |
| 3月 | 7t | 0t |
| 4月 | 0t | 0t |
| 5月 | 0t | 0t |
| 6月 | 0t | 0t |
| 7月 | 3t | 0t |
| 8月 | 39t | 0t |
| 9月 | 2,409t | 0t |
| 10月 | 8,871t | 0t |
| 11月 | 6,605t | 0t |
| 12月 | 1,964t | 0t |
04 / Where It Grows
柿の産地と、関東の位置づけ
05 / Facts
知っておきたい柿のこと
- 柿の収穫量を都道府県ごとにすべて調べた最新の年は2020年産です。関東7都県を合わせると7,583tで全国の約4%、茨城県(2,780t・全国14位)と神奈川県(1,700t・21位)が多くなっています。[4]
- 2025年産の収穫量は179,600tで、カメムシの被害が減ったことなどから、前の年より7%増えました。柿は実が多くなる年と少なくなる年が交互に来やすく、年ごとの増減が大きい果物です。[2][1]
- 東京都中央卸売市場(2025年)の柿の入荷20,335tは、すべて国産でした。約76%が10月と11月に集中し、産地別では和歌山県(約41%)と奈良県(約21%)で6割を超えます。[6]
- 同じ市場の入荷を品種別に見ると、刀根早生(約45%)と平核無(約22%)で約3分の2を占めます。どちらも渋柿で、渋を抜いてから出荷される品種です。甘柿の富有は約18%、次郎は約9%でした。[6]
06 / Fresh from the Farm
摘みたての国産柿を味わう
東京の市場に入る柿は、10月と11月に約4分の3が集中します。木の上で色づいた柿を自分の手で収穫して味わえるのは、秋の短い期間だけです。関東は大きな産地ではありませんが、茨城県や神奈川県をはじめ、柿狩りを楽しめる農園があります。
関東の柿狩りの時期:10月〜11月
FAQ
柿の国産・輸入についてよくある質問
Q. 柿は輸入されていますか?
A. 2025年の貿易統計では、生の柿の輸入は952kg(ニュージーランド産)だけでした。同じ年の国産は179,600tで、生の柿はほぼすべてが国産です。東京都中央卸売市場の2025年の入荷20,335tも、すべて国産でした。
Q. 干し柿は輸入されていますか?
A. 干し柿は2025年に約487t輸入されています。約8割が中国産で、残りのほとんどは韓国産です。
Q. 柿の生産量が多い県はどこですか?
A. 2025年産では和歌山県が40,200tで全国1位、奈良県・福岡県・岐阜県・愛知県が続き、この5県で全国の約6割を占めます。関東では茨城県が2,420tです。
Q. 冷凍や加工品も含めると、国産の柿はどのくらいですか?
A. 生の柿では99.9%が国産ですが、冷凍品や缶詰・果汁などの輸入も含めると、国産は99%以上です(2025年)。国産179,600t(2025年産)に、生の輸入1t、干し柿487t(2025年・乾燥した重さ)を加えて計算。また、東京の市場に国産の生の柿が多く出回るのは9〜12月の4か月ほどです。
柿のお取り寄せ
旬の時期に行けない方や、持ち帰りの手間を減らしたい方は、産地直送のお取り寄せでも柿を楽しめます。
Sources
出典・データについて
- 農林水産省「果樹生産出荷統計」品目別結果樹面積、収穫量及び出荷量累年統計(昭和48年〜令和6年)かき・全国(e-Stat)
- 農林水産省「作物統計調査 令和7年産西洋なし、かき、くりの栽培面積、結果樹面積、収穫量及び出荷量」令和8年4月14日公表(概数)
- 同 都道府県別統計表(e-Stat Excel、令和7年産かき・主産県のみ調査)
- 農林水産省「果樹生産出荷統計」令和2年産 表3 都道府県別の結果樹面積・10a当たり収量・収穫量・出荷量(かき。全国調査年のため全都道府県を掲載)
- 財務省 貿易統計(品別国別・輸入・2025年暦年)0810.70(生の柿)、0813.40-022(干し柿)
- 東京都中央卸売市場「市場統計情報明細データ」青果 2025年年報(9市場合計を集計)
数字は各資料の公表値、またはそれをもとにした当サイトの計算です(国産の割合=国産 ÷(国産+輸入)、輸出はわずかなため省略)。輸入の区分に他の品目を含む場合は注記しています。最終確認日:2026-10-16
ほかの果物の国産のいま
← 日本の果物、国産のいま(全体の傾向)